初めまして。
オオギ薬局 新宿店店主の吉田でございます。
おかげさまで2021年7月30日オオギ薬局グループ第3号店となるオオギ薬局新宿店をオープンいたしました。
この日を迎えることができましたのは
皆々様の温かいご指導とご厚誼の賜物と心より感謝申し上げます。
今回はなぜオオギ薬局新宿店をオープンしたのかをお話したいと思います。
【目次】
①自己紹介
②なぜ処方箋なしで病院の薬が買える薬局で起業したのか
③新潟の薬局アットマークと東京のオオギ薬局
④修行、そしてオオギ薬局新宿店オープンまで
①自己紹介
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
・氏名 吉田 彬
・出身地 新潟市中央区
・現住所 東京都新宿区新宿
・年齢 35歳
・家族 妻と息子
・趣味 お酒 旅
・職歴 病院、ドラックストア、調剤薬局、在宅専門薬局など
東北の薬学部を卒業後、9ヶ月間ワーキングホリデーにて渡豪。その後、バックパッカーとして東南アジアやヨーロッパを中心に旅をしました。
帰国後に病院に就職。薬剤師として様々な経験を重ねて、2021年2月に上京。なぜオオギ薬局の暖簾分けで起業したのか。
②なぜ処方箋なしで病院の薬が買える薬局で起業したのか
結論から申し上げますと、
患者さんからの要望
これが一番の理由です。「忙しくて病院に行けない」、「いつもの薬がほしいだけなんだけど2時間も病院で待った」調剤薬局で働いている時にこのようなお声をたくさんいただきました。こういった患者さんからの話は新型コロナウイルスをきっかけに更に多くなりました。
一人の薬剤師としてなにかできないか。
そう考えた時に処方箋なしで病院の薬が買える薬局がある事に気づきました。
③新潟の薬局アットマークと東京のオオギ薬局
実は処方箋なしで病院の薬が買えるという事は自分が高校生の時に知っていました。新潟には日本初の零売薬局、薬局アットマークがあるからです。通っていた高校(ちなみにドカベンのモデルの高校)の帰り道に大きな看板の薬局アットマークがあり、その時に処方箋なしでも病院の薬が手に入る事を知りました。そして、新潟に帰ってきて就職した時に「零売」という言葉を知り、処方箋医薬品以外の医薬品は販売できるとわかりました。
※零売とは病院で使用・処方される「医療用医薬品」のうち、約半数に該当する「処方箋医薬品以外の医薬品」を処方箋なしに顧客の必要量だけ販売することをいう。
2020年夏、自分にとって転機が訪れました。
薬局アットマークの荒居さんとお話しをする機会をいただいたのです。荒居さんはとても魅力的な方で零売、経営、お酒の飲み方など様々な事を教えて頂きました。
当時は新潟で起業する事を考えていたのですが、様々な意見を聞いた方がいいと荒居さんから東京で同業態の薬局を運営する人物を紹介していただきました。その方が扇柳さん(以下オオギさん)です。
オオギさんは今まで自分が出会った事のない薬剤師でした。真面目でユーモアがあり、自分に対して厳しくお客さまを第一に考える。
田舎の雇われ薬剤師だった自分は衝撃を受けました。ホスピタリティや考えがそんじょそこらの薬剤師とは全く違ったのです。そして、FCで一緒に事業をする薬剤師を募集しているという話を聞きました。零売も経営も東京の事も無知な自分が事業をやるにはオオギさんの下でやるのが一番だと思い、参加させて頂きました。
④修行、そしてオオギ薬局新宿店オープンまで
2021年2月 東京に上京し、オオギ薬局神田本店で修行が始まりました。オオギさんからは薬剤師として、経営者として、人として多くの事を学ばせて頂きました。
見知らぬ土地で新しい仕事。決して楽な道ではありません。なんとか修行を積んで、ある時期から休みの日には候補地を歩き回り少しでも良いテナントがないか探し回りました。いい物件は競争が激しく、何度も断られました。そのたびに心が折れそうでした。しかし、最終的には、今のオオギ薬局新宿店の物件と出会う事ができました。FCの先輩である村上さんも気軽になんでも話す事ができ、起業のサポートもしてくださっています。
これまでのノウハウや仕事のやり方を惜しげなく伝授してもらえるオオギ薬局のFCで、起業できた事は自分にとって最大の幸運です。自分一人で薬局をオープンしなくてよかった笑
以上、「なぜオオギ薬局新宿店をオープンしたのか」でした。いつかこの業態がより世の中に浸透して、少しでも日本の医療に貢献できればと思います。
今後とも精進して参ります!