【薬剤師紹介】扇柳(オオギ薬局創業者/薬剤師)

皆さまこんにちは。
オオギ薬局グループ代表の扇柳です。
2015年に創業してから、もうすぐ8年経ってしまうのですが、(笑)
あらためて自己紹介させていただきます。

経歴、プロフィール 生年月日など

プロフィール

名前:扇柳 創輔(オオギヤナギ ソウスケ)
1986年9月6日生まれ
出身:東京都国分寺市
東京薬科大学卒
2015年に東京都三鷹市にオオギ薬局を創業
2017年に神田に移転

よく「オウギヤナギ」じゃないかとか、「オオギ」と「ヤナギ」なのではないかと言われますが、オオギヤナギが名字です。岩手のほうの名字らしいです。(2歳くらいまで岩手にいた)

なんか老けてるな。いやこんなもんか・・・

You Tube

自分自身のアカウントではないのですが、最近では「あしたの薬局」という薬局系You Tube企画に出演させて頂いています。
特に薬局関係でお仕事されている方などにとって、とても面白いと思います。
薬局業界で非常に影響力のある他の方たちと並んでご紹介頂いたり、出演している方のエネルギーに刺激をうけ、非常に嬉しい機会です。ぜひチャンネル登録を!(言いたかった)

オオギ薬局開局に至る経緯

2008年に大学を卒業後(当時は薬学部が4年制だった、最後の世代となります。私より学年が下だと、6年制です。)、そこまで深く考えずに地元多摩地域で展開しているドラッグストアに就職しました。といっても、配属は処方箋を受付するようないわゆる「調剤薬局」での勤務が8割、市販薬の販売が2割くらいのバランスだったと思います。
そんな勤務の中で、患者さまや、忙しく働く世代の友人などから「このいつもの薬、処方箋なしで買えないか」と言われることが多く、なんとかできないかな、と考えていました。
いまのオオギ薬局の「処方箋なしで病院の薬が買える」という業態ので開局する基礎となったのは、シンプルにそういった声からでした。

また、自分自身としても、仕事を続けるなかで、「せっかく薬剤師として成長していくのであれば自分の店を持ちたい」という気持ちがどんどん強くなってきました。
様々な形態の薬局を経験しよう、と、合計7年で会社としても4社、店舗数としてはかなりの数の薬局で修行しました。

いわゆる「普通の薬局」での開業の話も頂いたのですが、「必要とされていること」で、「自分にしかできないこと」が、この「処方箋なしで病院の薬が買える」というのをメインに据えた業態での開業だと考え、独立しました。
最近ではこういうのを零売薬局(レイバイヤッキョク)と言ったりもしますが、当時はまだそんな、零売という言葉もほとんど使われておらず、自分からも「零売」というワードは入れていませんでした。
2015年夏に三鷹で創業、その後、より多くの方にご利用いただけるようにと考えて現在の神田本店に移転しました。

新潟に「薬局アットマーク」さんというところや、札幌に「くすりやカホン」さんという、同様に今風な言い方をすれば零売を主な取り組みとしてやっているところはありましたが、一応東京でこれを前面に打ち出したのはウチが初だったのかと思います。

また詳しくは、「オオギ薬局開局物語」としてまとめていきたいと考えておりますので一旦オープンまでの話はここまでにしておきます。

創業したときの写真。なんだこのポーズは

こんな相談を待っています

様々な事情で
「必要な薬が手に入らない」
「体調改善のための選択肢でこういう薬局があればよかった」
という方のお役にたてればと思います。

個人としては薬剤師として、全診療科目の薬をもちろんある程度把握しているつもりですが、特に皮膚科領域は自分自身がアトピー性皮膚炎で長年悩んでいたこともあり、詳しくご案内ができると考えています。(もちろんアトピー性皮膚炎のかたはまず皮膚科いくほうが今は選択肢も増えて、治る病気になってきているので基本的には受診推奨です)

オオギ薬局での印象的なエピソード

2015年に開局する前は、正直いえば、「この薬がとにかく買えればいい」「少しでも早くして」というようなお客様が実際には多くなってしまうのかな、と想像していました。当時は「待合室をほとんどなくして、接客、販売のカウンターだけあるような、チケット販売所のような店舗のほうが、実際はニーズがあるのかな?」と考えていたこともありました。

ただ、実際にオープンすると、想像以上に、「薬剤師とこんなに話をしたのがはじめて」「相談できるから安心して利用できる」という声が多く、非常に驚くとともに、本当に、本当に毎日薬剤師としてのやりがいを感じながら営業しています。

なかなか普通の薬局のひとに信じてもらえないような話なのですが、オープンして最初の一ヶ月くらいのときに、当時はいまほどお客さまもいなかったので、一時間ほど健康相談みたいなものでお話をしていた際に、「こんな薬局がもっと早くできてほしかった」と涙を流してくれたお客さまがいらっしゃいました。ここでは書けないくらい、創業前後にいろんな葛藤があったので、そのときはこちらも、薬剤師冥利に尽きる、これを人生をかけた生業にしていこう、と決心しました。
(いまは正直なかなか、ここまで店舗で話し込む時間がとれないのは寂しいです。メールやLINE等でなんでも聞いてください)

薬局に関してのこだわり

いまではこういった形態の薬局も増えて、ある程度の市民権を得てきているとも思いますが、皆さん「本当にこんなところで直接薬を買って大丈夫なのか・・・?」と、不安そうにお店のドアを開けて入店されます。
その不安を取り除けるように、内装などもなるべくクリーンで、掃除が行き届き、リラックスしてご利用いただけるように頭を捻った空間つくりをしています。

神田店。椅子いまと違う。

多店舗展開に関して

2020年に、恵比寿店が第二号店としてオープンしました。言ってしまえば「暖簾分け」のような形です。
単純に、1店舗だけだと相談対応できる人数には上限があるので、薬剤師として、私と同じような想いをもつ薬剤師から相談を受け、同じ方向を向ける薬剤師(店長)とだけ協力して店舗展開しています。
その後もコロナ禍で需要の高まりから、新宿、蒲田、池袋、渋谷、錦糸町の順に増えて来ました。
創業したときにはここまでできるとは正直想像できていませんでした。
それだけ、こういった形態を必要としている方が多い、ということですが、薬剤師側の目線としては職能拡大の形のひとつになるとも考えています。
2023年現在、こういった形態の位置づけがさまざまなところで議論されているのですが、業界のトップのひとりという自覚があるので、しっかりと意義をアピールしていければと思います。

また、この記事を書いた現在は、基本的に神田本店の営業時は90%程度は私が薬剤師として対応しています。
現場離れればいい、と他の薬局の社長には言われますが、やっぱり接客対応が好きですし、現場にしか経営の正解はないと考えているからです。(ただそこまで利益が出ていないからという可能性もあります)

店舗ごとにテイスト違いつつも、いい感じだと自分で思っています

趣味

・ゴルフ といつも書いていたのですが最近はもう一緒に行けるヒトがなかなかおらず、月に1回も行けず、、つらいです

・ごはん お酒はそんなに強くないのですが、美味しいものを探し食べ歩きます。特に神田界隈のラーメン、カレー情報にはそれなりに自信があるので、ぜひ薬局ご利用の際はご相談ください。

・ラジオ 通勤時にいつもお笑いラジオを聞くのが習慣です。オードリー、ハライチあたりが特に好きです。

Twitter

薬局の営業情報が2割くらい、あと8割くらいは自分の趣味などの雑多なアカウントですが笑、Twitterは結構日々更新していますので、ぜひフォローしてください!

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