開業のきっかけ①患者さんからの要望

こんにちは!オオギ薬局です。

あっという間に移転後1ヶ月が経つというくらいで、もう8月ですね。
今年は梅雨明けても東京の天気はいまいちスッキリしないですね~

今回は、前回のブログで、この業態での開業のきっかけを書いたところの、

①患者さんからの要望

というところで具体的にお話したいと思います。

店主は、大学の薬学部を卒業後、22-29歳まで、いわゆる一般的な調剤薬局(処方箋受付するような)で働いておりました。

 

そうすると、仲良くなった患者さんには、非常によく言われるんですよ。

「このカゼ薬、あと少しだけ売ってくれ」

「この湿布よく効いたけど、もう少しだけ欲しい」

「今日は受診する時間まったくとれない、

前回と同じのでいいから欲しい」

 

という感じで。
もちろん、状況によっては、病院での医師の診察がまだまだ必要と考えられるようなケースもあるのですが、

「まあ確かに前回の薬があと少しだけあればいいな、、」と、薬剤師の視点で感じてしまうケースがあるんですよ。

そのときに、今のオオギ薬局のような、自費での購入を勧められればいいのですが、
今、多くの薬局の、その店舗内・会社内での決まりで、「処方箋無しでの直接販売は禁止」となっているんですよ。

法令上は、やむを得ない場合だったり、数量を限定するとか、販売の記録を付けるとか、色々クリアすれば平気なんですけどね。

今でも覚えているのが、

新卒1年目、下っ端薬剤師だったころに、
「以前ここでもらった、〇〇という塗り薬を1本だけください」と50歳代の女性に言われたんですよ。
(オレンジ色のフタのやつ)

その方は、

・先月同症状の皮膚のごく軽度のかぶれで薬局となりの皮膚科を受診
・〇〇という塗り薬を処方され、3日程度でよくなった
・会社員として働いており、休みはなかなか取れない

という状況でした。
私は、「今回は直接販売できるケース」と判断して、当時の上司に相談しました。

私「~~~という事情なので、今回は塗り薬を直接販売して、治らないケースなどがあれば受診して頂くということでいいでしょうか」
上司「会社の決まりだからダメ、隣の皮膚科受診してもらって

2秒で私の提案は却下され、

その女性は結局、薬局の隣の皮膚科さんを受診しました。

どうなったかというと、

・結局前回と同じ塗り薬が1本処方される

・医院で2時間待ち、薬局で20分待ち

・患者さん負担金が合計2000円程度(国の支払う医療費は4000円程度)

 

という感じでした。多少極端な例かもしれませんが、
こんな感じで、ちょっとだけ欲しい薬の為に、
莫大な時間と費用(消費者にとっても国としても)がかかってしまうこと、ありませんか?

 

薬局で直接販売できるのであれば、シンプルに解決するのに。

 

こういった患者さんからの要望が、

オオギ薬局開業のきっかけの一番大きいところです。