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2022年12月2日、新型コロナウイルス第8波が到来しています。
全数把握が簡略化されたことは記憶に新しく、全国旅行支援が継続していることから、今年の冬は国民に行動制限を強いることはなさそうな様子です。
そんななかで、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時検査キットをOTC(一般用医薬品)化するというニュースが報道されています。
新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス同時検査キットとは
名前の通り、新型コロナウイルスの陽性/陰性判定と、インフルエンザの陽性/陰性判定を、同時に行うことができる検査キットです。(以後「コロナ・インフル同時検査キット」と表記します。)
コロナ・インフル同時検査キットは、これまでも医療用の対外診断用医薬品として用いられておりました。
これがOTC(一般用医薬品)化されることにより、薬局やドラッグストア、Amazon等のインターネット通販サイトで購入できるようになります。
【2022年12月2日時点の最新情報】コロナ・インフル同時検査キット
11月28日
「令和4年度 第8回 医療機器・体外診断薬部会」にて、コロナインフル同時検査キットをOTC(一般用医薬品)化することが決定されました。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29413.html
NHKニュース:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221128/k10013906461000.html
12月1日
「令和4年度第3回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会」にて、コロナインフル同時検査キットを第一類医薬品とすることが決定されました。
検査キットの販売は、早ければ今月中に開始されるようです。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html
NHKニュース:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221201/k10013909751000.html
研究用の検査キットに要注意
Amazon等のインターネット通販サイトで「コロナ インフルエンザ 同時検査キット」などと検索すると、複数の同時検査キットが購入できます。
しかし、12月2日時点で購入できるコロナ・インフル同時検査キットは、すべて研究用です。
研究用の検査キットは国による承認を受けておらず、感染の有無を調べる目的で使用することができません。
研究用と医療用の違いについて、こちらの記事で解説しているので良ければご覧ください。