6年(後編)

こんにちは!オオギ薬局恵比寿店 事務の田中です。
先月はテストの関係で投稿をお休みさせていただきましたが、今月から再び投稿を再開します!

そしてあけましておめでとうございます!ついに2022年を迎えましたね!
皆様は今年の一年はどのような年にしますか?

私事ですが僕は今年から5年生になるので薬局・病院実習や研究室を経験する年になります。
試験勉強に追われることは無くなりますが座学とはまた別の忙しさになりそうな予感。
しかし得られるものも大きいはず!成長の1年にしたいと思います!

このあたりで話を戻しますが、今回は前回に引き続き薬学部の6年間の紹介の記事になります。
後半では上級学年である4~6年生の学生生活を紹介
とはいえ僕自身がまだ4年生。そのため5・6年の紹介は
恵比寿店薬剤師の村上と信太、2人の大先輩にもお話を聞きながら書き上げていきます!

それでは今回の目次です!

〈目次〉
・4年生
・5年生
・6年生
・おわりに
・恵比寿店 2月のスケジュール

・4年生

最後(?)の春休みを終え、ついに薬学部薬学科の後半戦がスタートします!

地獄のような試験ラッシュも落ち着き、“定期試験に関しては”余裕が出てくる学年。
しかし必修が少なくなった分、選択科目を稼ぐタイミングになります。
その結果前期は授業も試験もあまり分量は変わらず頑張る場合がほとんどではないでしょうか。
ただ多くの場合4年前期で卒業までに必要な選択科目を取り切れるため、
前期に選択を詰めて後期は少ない必修科目のみで乗り切ることも可能です。
(僕の場合も前期に選択を詰め込んで後期は楽しちゃいました。
おかげで後期の座学の授業は週に6科目のみ…!)

しかし4年次に忘れてはいけないのが横文字のあいつら。
そう、CBTOSCEです。

念の為簡単にこの2つの説明をすると、
CBT(Computer Based Testing)
→パソコン画面で問題をひたすら解くだけ。英検だったりFPなどの資格試験にもありますね。
薬学部の場合は全9科目を3つのゾーンに分け、各ゾーンから100~110問が出題。それを2時間の試験時間以内に解きます。
受ける前は「100問を2時間で解けって時間足りるの?」と思っていましたが足ります。余裕。
だって分かるところはすぐ分かるし分からないところはいくら時間をかけても分からないから。(体験談)

OSCE(Objective Structured Clinical Examination)
→日本語に直すと「客観的臨床能力試験」とやたらかっこいい名前ですが、要するに実技試験
調剤手技や患者様への対応などを行い、5年次の薬局・病院実習を受けるに足るのかをチェックされます。
合格率は高く、落ちる人が少ない試験ですがプレッシャーはあります。他人の目も有り時間にも追われるわけですし…。

長文失礼いたしました。この2つが4年にある一番大きなイベントで、どちらも後期に受けます。
試験までの期間でCBTの対策授業を外部教師を呼んで行ったり、模試を受けたり。
OSCEはOSCEの項目を学ぶ実習が用意されていて、
午前に座学、午後はOSCEの実習という流れになります。多分他の大学も同じはず…?

そしてここからは大学によって異なるのですが、なんと後期に定期試験がある大学と無い大学があるんです。
そのため定期試験がある大学は、「CBTとOSCEが終わった!」
と喜ぶのもつかの間、すぐに定期試験対策を始める必要があるのです。(試験の順番も大学によって異なるかもしれません)

ただ定期試験がない大学ではCBTを受けるための試験があるとかないとか
結局どの大学でも頑張ることには変わりはなさそうですね…(遠い目)

勉強以外では5年次の実習先を決めたり、研究室の配属先が決定したりも。

以上が4年次の大きな流れです。
CBT・OSCEの対策を早めに始めておけばかなり時間に余裕のある1年となるでしょう。
ただCBTやOSCEをなめてるとちゃんと落とすこともあるので勉強もしっかりやりましょうね。
ちなみにCBTやOSCEにもきちんと再試がありますが、再試代は1万を超えてきます。
ここだけはいわゆる「本試は模試」みたいなメンタルで向かわないようにだけ注意しましょう。

・5年生

この5年生の1年間は薬学科の6年の中でもかなりイレギュラー。

というのも、「病院・薬局実習」や「研究室」がメインになるからなんです。
そのため基本的に5年生の時にテストを受けるということはないと思います。
試験に追われないというのは薬学生にとってはこれ以上無い甘美な響きですよね…。

それでは実習と研究についてそれぞれ書いていこうと思います。

まずは「病院・薬局実習」。
この実習では学生が薬局と病院に行き、実際の臨床現場を体験しながら学習していくものになっています。
実習期間は薬局と病院で各11週間、全22週間もの期間お世話になることになります。

また、この実習を受ける期間については、
1年をI~IV期の4つに分け、その内の連続した期間で「薬局→病院」の順に実習を受けることになります。
具体的にはI期に薬局→II期に病院のような形ですね。I期に薬局→II期は休んでIII期に病院、なんてことは起こりません。
I~IV期の具体的な日付は年によって変わるため気になった方はぜひ調べてみてください!

この実習で実際に薬に触れられたり、現場でお仕事をされている薬剤師や他の医療従事者と接する機会があり、
かなり勉強になる。。。のですが、
やはりよく聞くのが「日報」と「週報」に苦しめられるというお話。

その日のスケジュールや学んだことを書くようですが、
日が経つにつれて新しい学びが減るらしくなかなか枠が埋まらないとのこと。
なかなか強敵になりそうな予感がしますね。

次に就活についてです。
多くの薬学生は5年の夏を過ぎたあたりから就活を始める方が多いようです。
その殆どが薬剤師として働くため、病院や薬局、ドラッグストアを就職先として探すことがメインになります。
もちろん、薬剤師以外の職種に付く人もいますが長くなるためここでは割愛。

就活も色々とありますが、あまり薬学生は就活に力を入れないという話をよく聞きます。
国家資格という強力な武器があるからこそなのかもしれませんが…。
もしこの記事を見てくださった低学年の薬学生はちょっとずつでいいので就活を始めてみることを検討してみてくださいね!
今から動くことで数年後に大きな武器になるかもしれません!

そして最後は国試対策です。詳しくは6年生の欄でお話しするのでここでは軽く書いておきます。
5年生は上記にある通り実習・研究室・就活のオンパレードとなるため、
なかなか国試対策に使える時間は限られてしまいます。

先輩の話を聞いていると、
「5年の間に物理・化学・生物はやっておけ」、
「実習中に実務の範囲を学べると良い」、
「法規の範囲は実際に実習で見て学べ」など
さまざまなアドバイスがありました。

どれがベストなのかはわかりませんが、とりあえず勉強しておけば間違いなさそう

・6年生

ついに卒業まであと1年!6年生です!
6年では前半に就活や研究室が終わり、その先は国試に向けての戦いが本格的に始まります

就活については6年生なりたてのときは就職先が決まっている人もいたりしますが、
まだ確定していない人のほうが多いのではないでしょうか。
この時期までにある程度は就職先を絞ったほうが良いかもしれませんね!

そして研究室では卒論の準備と発表が待ち構えています。
発表スライドや話す内容について自分で考え、添削されを繰り返し作り上げる…。
考えるだけでも恐ろしくなりますね。あと2年後にやるんだなぁ。

こうして就職先を決め、研究室の活動が落ち着くとあとはひたすらに国試対策になります。
大学では国試対策授業が開かれる場合があったり、国試の模試を受けたりすることになるでしょう。

そもそも国試はどんな試験かというと、
毎年2月頃に土曜と日曜の2日間、
それぞれ朝の9時から午後18時頃という長い時間をかけて試験を行います。

問題はCBTと変わらず9科目のなかから出題されますが、ゾーンという概念はなく、
それとは変わって「必須問題試験」と「一般問題試験」に大きく分類されます。
さらに「一般問題試験」は「薬学理論問題試験」と「薬学実践問題試験」という2つの問題で構成されています。
1日目には「必須試験問題」と「一般試験問題」の「薬学理論問題」を、
2日目には「一般試験問題」の「薬学実践問題」 を解きます。

それぞれの問題数は、
必須問題」が90問、「理論問題」が105問、「実践問題」が150問の
全345問で構成されています。

年にもよりますが、総受験者数は約1万4千人前後
その内の約7割の1万人くらいの受験生が晴れて合格し、
薬剤師の資格を得られることになります。

合格率7割と聞くと、
「大学の厳しい教授の試験よりは受かるじゃん!」とか思ったりもしますが…。
大学の試験のように再試で取れればいいと思って受ける人は間違いなくいないでしょうし、
多くの人が国試にむけて死にものぐるいで勉強しています。

そんな人達が集まった中で3割も落ちてしまうと考えるとどれほど大変な試験かが分かるかと思います。

僕自身もこの記事を現在進行系で書きながら、
「あれ、国試ってやっぱりヤバイじゃん…。」
と思っているところです。
全国の薬学生の皆さん、是非一緒に頑張っていきましょうね!(泣)

そして今年の薬剤師国家試験は2022年2月19日(土)、20日(日)に行われます!
この記事を見てくださった方も、見ていない人でも、
1人でも多くの方の努力が実りますように。

・おわりに

さて、11月と飛んで1月で簡単に薬学生の6年間を紹介させていただきました!
記事としてはかなりボリュームのある内容となりましたが、
最後まで見ていただけてとても嬉しいです!
いつもありがとうございます!

この記事を見て1人でも多くの方が
「薬学生ってこんな学生生活を送っているんだ~」、
「あの薬剤師さんもこんな生活してたんだねぇ」、
「薬学部への入学を考える助けになった!」等
いろいろなことを感じていただけたらなと思います!

これからもブログの更新を続けていきますので応援よろしくお願いいたします!

・恵比寿店2月のスケジュール

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ただし短縮営業や突然のお休みが入る場合がこざいます。
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