パンテチン錠100mg「YD」

パンテチン錠100mg「YD」
300円/10錠
2200円/100錠
【成分】(1錠中)
日局 パンテチン125mg
(パンテチンとして 100mg)
【用法・用量】
1. パントテン酸欠乏症の予防および治療
2. パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
3. 下記疾患のうち、パントテン酸の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
○高脂血症
○弛緩性便秘
○ストレプトマイシンおよびカナマイシンによる副作用の予防および治療
○急・慢性湿疹
○血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善なお、3の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
【用法・用量】
通常、成人にはパンテチンとして1日30〜180mg、血液疾患、弛緩性便秘には1日300〜600mgを1〜3回に分けて経口投与する。高脂血症には1日600mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
【薬効・薬理】
作用機序
パンテチンは、CoAの前駆物質である。
実験的粥状硬化の進展抑制作用
高脂肪食と動脈壁の傷害によって作成した実験的粥状硬化症への経口投与で、内膜への脂質沈着の軽減、平滑筋細胞の増殖を主体とした細胞・線維性組織の形成及びアテロームの縮小が認められている。
血清中性脂肪低下作用
高脂肪食を負荷した動脈硬化症への経口投与で血清中性脂肪の有意な低下が認められている。
血清HDL-コレステロールの増加作用
高コレステロール食において減少したHDL2及びHDL3を増加させる。この作用は、アポ蛋白A-Ⅰの合成促進、組織リポ蛋白リパーゼ活性の増加及び血中LCAT活性の増加により、VLDL→HDL経路の促進に基づくことが認められている。
脂肪酸酸化促進作用
脂肪酸β-酸化能を促進し、エネルギー産生能を高めることが認められている。この作用は遊離脂肪酸からミトコンドリアのエネルギー産生に至る経路に関与する酵素の活性亢進にあることが確認されている。
血管壁コレステロール代謝促進作用
高コレステロール食における血管壁ライソゾームのコレステロールエステラーゼ活性を有意に高め、血管壁へのコレステロールエステルの沈着を抑制することが認められている。
血小板数の改善作用
血小板減少症に対して、パンテチンは血小板減少の抑制あるいは回復促進作用を示す。この作用は血小板産生系に直接作用するものと考えられている。
腸管運動促進作用
パンテチンを経口投与すると胃腸管輸送能の亢進がみられる。